サカタ交配 ししピー [pi017]

サカタ交配 ししピー [pi017]

販売価格: 500円~6,650円(税別)

(税込: 550円~7,315円)

オプションにより価格が変わる場合もあります。

規格:
数量:

メーカー:株式会社サカタのタネ

 

辛みが少ない新感覚のシシトウ形ピーマン


主な特長

1. 耐暑性・耐寒性にすぐれる、つくりやすい多収ミニピーマンです。
2. 雨よけハウスや露地栽培、ハウス栽培まで幅広い作型で栽培できます。
3. 果実の外見はシシトウとピーマンの中間型です。
4. ハウス栽培で7〜20g、露地栽培で5〜15gを目標に収穫します。
5. 果肉はやわらかく、ピーマン特有の臭みが少ないです。
6. ミニサイズ(5cm程度)で収穫すれば、シシトウとしても利用できます。
7. 焼く、煮る、いためる、揚げるなどさまざまな調理に適し、従来のピーマンに比べ、タネが少なく、ヘタをとればそのまま手軽に調理できます。ただし、果実が大きくなるとタネの充実が進むので注意します。
8. トマトモザイクウイルスに抵抗性をもっています。



●適応性

耐寒性、耐暑性にすぐれるため、さまざまな作型において栽培できます。寒冷地から温暖地、暖地まで、春まき夏秋栽培で能力を発揮し、長期間の収穫が望めます。
また、一般地、暖地における8月上旬まきの加温ハウスでの促成栽培、11月中旬まきの加温育苗・無加温ハウスでの半促成栽培が可能です。

●圃場の準備

長期間良品を収穫するには土づくりが重要となります。完熟堆肥の施用や深耕を心がけ、排水性と保水性、通気性や保肥性を兼ね備えた土づくりをめざします。未熟堆肥の施用は作物の生育を阻害するため、「バイオ21」を利用した優良なボカシ堆肥や、無臭性微生物肥料「バイテクバイオエース」、「金の有機」などの有機肥料を積極的に利用することをおすすめします。
元肥は10a当たりの成分量で窒素20kg、リン酸25kg、カリ20kgを標準とします。
水はけがわるいと疫病などで枯れることがあるので、水はけのよい場所を選び、高畝とし、排水対策をしっかりととることが秀品率を上げるポイントです。

●播種から定植

苗床には無病培土の「スーパーミックスA」や苗当番シリーズ「タネまき用」などを利用し、播種します。本葉が見えてきたら鉢上げを行います。
定植の1週間前までにはマルチをしておき、地温確保を心がけます。地温確保と排水性の面からも高畝とします。栽植密度は、畝間180cm、株間50cm程度で、放任栽培の場合は80cm程度を基準とします。第1分枝の蕾がふくらんだころに定植して、初めの果実は小さいうちに収穫し、強めの樹勢をめざします。

●定植後の管理

定植後は第一分枝の下を仮支柱で誘引し、倒伏を防ぎます。仕立て方は、主枝4本仕立てとすることで収穫がとぎれず、整枝や防除などの管理も容易になります。放任栽培も可能ですが、勢いの強い主枝を杯状に誘引し,主枝の配置間隔を25cm程度にして、株内部の採光性と通風性を確保することで秀品率が上がり、病害虫の発生を減らすことができ、さらに収穫や整枝の作業性もよくなります。
追肥は収穫開始頃から2〜3週間おきに施します。1回の施肥量は10a当たり窒素成分で2kg程度とします。「銀の有機」などの有機質肥料の投入も効果的です。
栽培期間が長く、病虫害の発生があるので、早めの防除が大切です。

●コンテナ菜園などでの栽培

大型の鉢やプランターでの栽培も可能ですが、ほかのピーマン類に比べて水や肥料を多くほしがるので、乾燥や肥切れに注意します。とくに生育中盤からは毎日たっぷりと灌水します。

他の写真

  • 参考作型表