タキイ交配 黄ごころ90 [ha005]

メーカー：タキイ種苗株式会社

90日型。根コブ病・ベト病に強く縁腐れなど生理障害の発生が少ない年末から年明け収穫の黄芯系中晩生種。外葉強健で立性なので結束容易！

主な特長

1. 冬どりの中晩生種
適期で2.5kg程度に太り、耐寒性・在圃性・晩抽性にすぐれる12月〜2月上旬どり中晩生種。

2. 生理障害、病害に強い
ゴマ症や縁腐れ・芯腐れなどの生理障害の発生が少なく、さらにべと病・根こぶ病にも強くて作りやすい。

3. 球色・球内色良好で品質がすぐれる
耐寒性にすぐれ、球色が極濃緑色のため、厳寒期でも球色の色あせが少ない上、球内色の黄色味が強く、市場評価が高い。

4. 草姿立性で管理作業が容易
外葉は強健で立性のため、追肥・薬剤散布作業が容易な上、結束作業性もすぐれる。

栽培のポイント

1. 播種期を守り、初期生育を順調に
8月下旬〜9月初旬まきで、若苗定植により初期生育を順調に進め、根張りのよい強健な株作りを行う。

2. 冬どりは結束が必要
1〜2月の厳寒期収穫をねらった栽培では、12月上旬ごろに結束が必要。結束時の注意として、結束前に薬剤散布を行い、害虫をあらかじめ防除しておくこと。

3. 収穫時まで肥効を持続させる
元肥半量・追肥半量でじっくり生育を進め、収穫時まで肥効を保つ。特に、結球期の乾燥や肥切れは玉の肥大が劣るので注意する。

4. 根こぶ病の防除
根こぶ病の発病が懸念される圃場では、通常の薬剤および耕種的防除が必要。

※ 根こぶ病は、菌の種類によっては発病する場合があります。