メーカー:株式会社サカタのタネ 7月下旬播種で10月下旬〜11月上旬に収穫できるタケノコ型の極早生品種。形は独特だけど、厚みの有る葉が柔らかく甘みがあって旨い。萎黄病に抵抗性。 主な特長1. グリーンボールタイプに属しますが、結球はタケノコ形で高品質です。グリーンボール系と同様に、春まきや夏まきに適する萎黄病抵抗性品種です。秋まきは抽だいするので栽培できません。2. 熟期は「アーリーボール」より3日程早生で、夏まきでは、播種後82日程度で収穫期となります。3. 草姿は開張性ですが、外葉は小さく密植ができます。葉色は鮮緑色、球色は尻部まで濃緑で光沢があります。4. 球重は、一般に1.2kg前後、肥培管理により1.5kg程度に肥大します。球高は20cm、球径は15cm程度で、しまり、そろいともに良好です。5. 葉肉はやわらかで甘みに富み、多汁質で品質極良です。生食用に適し、輸送性を兼ね備えています。栽培のポイント1. 北海道、東北、高冷地2〜3月まき、6月どりのトンネル栽培や、3〜7月まき、7〜10月どりの露地栽培に適します。夏季の高温が30℃近くとなる準高冷地では、病害も発生しやすく、乾燥が伴いますと小玉になりやすいので、盛夏どりはさけたほうがよく、6〜7月どりや9〜10月どりとします。2. 温暖地、暖地温暖地では1月中旬〜2月まきで、5〜6月どりのトンネル栽培、2月中旬〜3月中旬まきで、6〜7月どりの露地栽培 7月下旬〜8月初めまき、10月〜11月どりに適します。暖地の春まきでは、上記より1旬早い栽培となり、夏まきでは1旬遅い栽培となります。※ 健苗を育てることが良品多収のポイントです。日当たり、通風、排水のよい育苗床を選んでください。温床育苗では、最低気温を10℃程度に保つようにし、日中は十分換気をして、徒長苗にならないよう注意します。