メーカー:株式会社サカタのタネ アントシアンフリーで低温伸長性にすぐれる中早生品種 ■主な特徴・播種後95日前後で収穫できる中生品種。・草姿は極立性で、草勢はやや強い。花蕾位置はやや低い。 ・花蕾は小粒、濃緑色で極ドーム型。花蕾形状の安定性は高い。・低温時のアントシアン発生がなく、茎の空洞症も少ない。・栽培適応性高く、播種機および収穫期幅が広い。 ■栽培のポイント◆平坦地夏まき栽培 一般地では、8月1日〜20日ごろ、暖地では8月10日〜30日ごろまで播種でき、11月〜1月まで収穫可能です。 特に低温期でも花蕾のアン卜シアンが発生しないので、安心して栽培できます。 ◆平坦地春まき栽培一般地では、1月25日〜2月25日ごろ、 暖地では1月15日〜2月15日ごろまで播種でき、5月いっぱい収穫できます。 また 定植後の被覆資材を上手に使えば、1月上旬播種し、4月中旬ごろから濃緑花奮を収穫できます。 ただし、早まき育苗における極端な低温と低日照は、ブラインド(芯止 まり)を誘発するおそれがあるので、育苗温度と日照を確保するようにします。 ◆高・冷涼地栽培標高差などを利用して3月中旬〜7月から7月下旬まで播種することができ、6月下旬〜11月中旬まで収穫できます。 とくにキャッツアイの発生が多くなる6月中旬〜7月出し、およびアン卜シアンの発生がきつくなる10月中旬〜11月出しで、最大能力を発揮します。なお、非常に暑さが厳しい8月どりでは、高温障害が発生する場合があるので、慎重に播種期と栽培地域(標高など)を選ぶ必要があります。