メーカー:タキイ種苗株式会社 アントシアン着色が少ない、作りやすい1〜3月どり晩生種。 ■主な特徴・草姿は立性でよくそろい、耐寒性と低温肥大性にすぐれた厳寒期どり晩生種。・花蕾は鮮緑色で、アントシアン着色が少ないドーム形。肉厚で粒ぞろいやしまりがよい。低温下の生育が順調で良形の大玉が収穫できる。・根張りがよく耐倒伏性にすぐれ、花蕾の位置が比較的高く、収穫作業が容易。・大型の側枝が基部から発生し、頂花蕾はもちろん、側枝花蕾どりにもできる多収種。 ■栽培のポイント ・良質花蕾を収穫するためには、じっくりと株を作った後、十分な低温期間が必要。極端な早まきや、遅まきは避けること。・生育期間が長いので、施肥は追肥主体とする。元肥は全施肥量の1/2とし、残りは追肥として生育状態を見ながら適宜分施し、生育後半まで肥効を持続させる。・形状のまとまりにすぐれ、肉厚で市場性が高い花蕾を収穫するには、広めの株間で、極端な密植を避ける。・降雨や曇天で多湿状態が続くとべと病発生の懸念があるので、出蕾前から殺菌剤による定期的な防除が必要