メーカー:株式会社サカタのタネ 大玉でつくりやすく食味のよい赤熟出荷向き品種。主な特長1. 萎凋病(F:R-1,2)、ToMV(Tm-2a型)、半身萎凋病、葉かび病、斑点病に抵抗性でネマトーダに耐虫性の赤熟出荷向け大玉トマトです。2. 草勢は中程度、早生で栽培の後半までスタミナがあります。チャック果、窓あき果、空洞果、すじ腐れ果の発生が少なく、花落ちが小さく上物率が高いです。3. 果実は豊円腰高で果色、色まわりにすぐれます。硬玉で日もち性が極良です。4. 食味は肉質がよく、コクがあり極良です。5. 着果性がよく、下段より果実の肥大力があり多収です。栽培のポイント1. 草勢が中程度でスタミナのある品種ですが、着果性がよく、果実の肥大もよいので樹勢の維持がポイントとなります。2. 極端なしめづくりは尻腐れ果の発生を増加させるので行わないようにします。定期的に、Ca剤を農薬に混用して散布します。3. 温度管理は最低夜温で9〜10℃を目安に管理しますが、マルハナバチを使用する場合は、やや高めに管理します。従来の品種と比較して花粉の稔性はよいです。4. 果実がかたく、日もち性がよく、赤熟収穫向け品種ですが、高温期に完熟状態で水分流入、吸収がなされると裂皮することがあるので注意します。