メーカー:株式会社サカタのタネ 播種後105日余りで収穫可能な早生種。根張りが良く、乾燥・過湿に耐え幅広い土壌に適応。頂花蕾までの草丈が低く、倒伏に強い!花蕾は締まりの良い大型で、形状の崩れも遅い。主な特長1. 播種後105日前後で収穫期となる中早生種です。2. 栽培適期の幅が広く、夏まき秋冬どりのほかに、春まきや初夏どりや、寒冷地の夏秋期に収穫する作型にも特性を発揮します。3. 根張りがよいので、乾燥や過湿に耐え、旺盛に生育し、各種土壌に適応します。4. 葉は濃緑で厚くブルームがあり、べと病、黒腐病に強いです。頂花蕾までの高さは40cm程度で、茎が太く倒伏しにくいです。5. 花蕾は形、しまりともによく、大型で、とくに花蕾のくずれが遅いです。栽培のポイント1. 温暖地の夏まきでは7月中旬〜8月中旬に播種し、10月下旬〜12月下旬に収穫します。春まきでは2月上旬〜下旬に播種し、5月中旬〜6月中旬に収穫します。寒冷地では3月〜4月に播種し、6月中旬〜7月下旬に収穫するものと、6月上旬〜7月下旬に播種して、9月上旬〜11月上旬に収穫する栽培型に適します。土壌は水田から火山灰土まで各種土壌に適応します。2. 通風、日当たりがよい場所を選び、10cm間隔にスジまきします。薄まきをし、ガッチリした苗をつくります。播種後は十分灌水し、寒冷紗などでトンネルをかけて、強い日ざしや雨を和らげます。3. 播種後15日前後で本葉が2枚になったころに、12×15cm角に移植します。移植床も寒冷紗のトンネルをかけて、苗が活着するまで保護します。床土は有機質を多く入れ、根群の生育を順調にすると耐暑性、耐病性が増し、良苗を育成できます。4. 播種後30日〜35日で、本葉5〜6枚の苗を定植します。栽植距離は7月中旬まきなどの早い時期のものは、茎葉が大きくなるので、70×40cm程度が適当で、遅い作型や春まき栽培では比較的小ぶりにできるので60×40cm程度が適当です。