メーカー:株式会社サカタのタネ サラダに、ジュースに、煮物においしいニンジン!主な特長1. 晩抽性で耐暑性、耐寒性、低温肥大性および低温着色性にすぐれ、周年栽培可能な中生種です。2. 根形は、なで肩長めの円筒形で調理しやすいです。肉質かたく、根色、芯色ともに濃鮮紅色で、青果および加工用として広く利用できます。3. 吸い込み性にすぐれ、青首はほとんどありません。皮目は小さく、肌はなめらかです。そろい極良で秀品率が高いです。4. しみ腐病、斑点細菌病に耐病性です。5. 小葉で草丈低く極立性で、株間約5cmの密植少肥栽培用品種です。6. カロテン含量が多く、糖度が高く甘みがあり、ニンジン臭が少ないです。加熱調理のほか、ジュースや生食など用途幅が広いです。栽培のポイント1. 播種1か月以上前までに良質完熟堆肥を10a当たり、3,000kg〜4,000kg施し、保水、排水、通気性のよい畑づくりをします。施肥に際しては土質や前作の残効を考慮して、収穫期に肥料が残らないように、標準の2〜3割減を基準に施します。株間を広くとり肥料を多く施しますと、はじけたり、2次成長を起こし根形が乱れたりして、収穫適期が短くなり秀品率も低下します。2. 水はけのわるい畑、水田後作などでは少なくともニンジンの長さ(20cmくらい)の高畝とします。3. そろいのすぐれた良品生産のため、灌水に注意し、発芽を早く均一にそろえる必要があります。そのためには降雨後または灌水後、十分に水分のあるときに播種します。覆土は灌水設備がある場合は種子が隠れる程度で十分ですが、灌水設備のない畑や火山灰土など乾燥しやすい畑では1cm程度のやや厚めとし、鎮圧します。4. 密植栽培用品種ですので、徒長しないように注意しながら本葉4〜5枚ごろに1本立ちにし、条間20cm株間5cmを標準とし粗植にならないよう注意します。5. 播種後、露地栽培は約110日、一般地トンネル栽培は約130日、暖地トンネル栽培は約150日をめどに、適期収穫に努めます。