メーカー:タキイ種苗株式会社 90日型。根コブ病を始め広範な耐病性を持つが、特にベト病に強い。年末から年明け収穫の黄芯系中晩生種。外葉強健で立性なので結束容易!耐寒性強く抽台安定なので年明け在圃性が高い。主な特長1. べと病に耐病性各種病害に強いが、特にべと病に強い。葉べと・肋べとともにほとんど発生は見られず、安心して栽培できる。2. 耐寒性・晩抽性にすぐれる耐寒性にすぐれ、球色が極濃緑色のため、厳寒期でも色あせが少ない。また、抽苔性が安定しており、球内の芯伸びが遅いため、在圃性にすぐれる。3. 生理障害に強い石灰欠乏症(縁腐れ・芯腐れ)やゴマ症などの生理障害の発生が少なく、栽培が容易。4. 草姿立性で管理作業が容易外葉は強健で立性のため、追肥や薬剤散布が容易で、結束作業もスムーズ。栽培のポイント1. 播種適期を厳守本種は耐寒性にすぐれる反面、低温結球性がやや劣るので、播種適期を厳守し、若苗定植で初期生育を順調に進め、根張りのよい強健な株作りを行う。2. 冬どりは結束が必要1〜2月の厳寒期収穫をねらった作型では、12月中旬ごろに結束が必要。結束時は、事前に害虫防除をしておくことが大切。3. 収穫まで肥効を持続させる追肥を確実に行い、じっくり生育を進め、収穫時まで肥効を保つ。特に結球期の肥切れや乾燥は、玉の肥大が劣るので注意する。4. 根こぶ病の防除根こぶ病の耐病性は、従来の「黄ごころ」シリーズと同等である。栽培地によっては発病の懸念があるので、発生地では通常の防除が必要。※ 根こぶ病は、菌の種類によっては発病する場合があります。