メーカー:タキイ種苗株式会社 75日型。根コブ病始め各種病害に強く栽培しやすい年内収穫黄芯系中早生種。生理障害も発生しにくい。肥大良好だが、収穫期以降の生育が緩やかになので収穫期の幅が広い。主な特長1. 耐病性にすぐれた黄芯の中早生種軟腐病や尻腐病・根こぶ病などの病害に強く、適期まきで2.5kg程度に太る年内どり黄芯系中早生種。2. 玉肥大良好で生理障害に強い草勢旺盛で玉肥大良好。縁腐れ・芯腐れ症や芯空洞症・ゴマ症などの生理障害の発生が少ない。3. 在圃性にすぐれ、収穫期の幅が広い外葉強健で耐寒性が強く、収穫適期以降の玉肥大は比較的緩やかなため、収穫期の幅が広い。栽培のポイント1. 適期播種を厳守むやみな早まきは、病害の発生が懸念される。一方、遅まきでは球頭のしまりや玉の肥大が劣るので、播種適期を守る。2. 外葉のでき過ぎに注意特に元肥の過剰施肥は、初期に外葉ができ過ぎるので見た目はよいが、根張りが劣り、生育後半に病害が発生したり、球形が長玉となったりする原因にもなるので、元肥は従来品種に比較して少なめにすること。3. 生育後半まで肥効を持続させる葉色が濃いため、肥料が効いているように見えやすいが、結球初期には追肥を施して肥切れしないようにする。特に12月収穫では、生育後半に肥切れすると、玉の肥大が劣る。4. 病害対策多雨や干ばつなどの不良条件が重なると、べと病・細菌病の発生が見られるので、薬剤散布は初期から定期的に株元にしっかり掛かるようにすること。根こぶ病耐病性は、従来のタキイ耐病性品種と同等。※ 根こぶ病は、菌の種類によっては発病する場合があります。